【失敗実例】ハウスメーカーに任せたら思っていたのと違う?
ハウスメーカーに家づくりを任せる人は非常に多いですが、多くの人が利用しているサービスだからという理由で安心して任せていると、途中で思っていた家づくりと違うと後悔してしまう可能性があります。マイホーム購入という人生でもかなり大きなイベントで失敗しないためにも、ハウスメーカーに依頼するときに気をつけておかなければならないポイントを知っておくことが大切です。
公式ホームページやカタログを見ながらデザインや設計を決めていく人が多いですが、実際に住まいが完成すると思っていた仕上がりと違うというギャップが生じることがあります。イメージの相違を引き起こさないようにするためには、あらかじめモデルハウスを見学したり、取り入れる設備や素材を実際に見せてもらったりしておくことが重要です。画像や写真で見た印象と実際に見たり触ったりした印象が大きく違っていることも多いので、取り入れるものはなるべく自分の目で確認しておくことが望ましいと言えます。
費用面でも思っていた家づくりが実現できなかったと後悔する人が多く、予算計画の段階で家づくりの優先順位を決めておくことが大切です。予算の範囲内でおさめるためには妥協しなければならない部分も出てくるはずですが、どの部分を妥協してどの部分はこだわるのか最初から決めておきましょう。優先順位を決めないまま、ハウスメーカーと打ち合わせを行っているときにほしいかほしくないかという気持ちで判断してしまうと、重要度が高くないものまで取り入れてしまい、予算オーバーを引き起こすことが多いです。また、総額の費用について理解を深めておくことも重要であり、公式ホームページなどに書かれている建物価格以外にも、土地代や付帯工事費用、諸経費などが発生することがほとんどなので注意が必要だと言えます。
アフターサポートの面でも失敗したと感じる人が多く、後悔しないためにも事前にアフターサポートの有無や充実性を確認しておくべきです。サポート体制が整っておらず自分で他のメンテナンス会社を探すことになった、メンテナンス費用が高くて困ることになったという問題を経験する人も多いので、詳細な内容を確認してから依頼するかどうか決めましょう。他にはスタッフの対応力が想像と違ったというケースもあり、このギャップを引き起こさないようにするためには、モデルハウスや住宅展示場の見学でスタッフの質を見極めておくことが大切です。こういった点に気をつけながら家づくりを進めるようにすると、ハウスメーカーでマイホーム購入を行って失敗するリスクを減らすことができます。